郵便配達のバイト(アソシエイト社員)でして

50代のオッサン。10年前に日本郵便(JP)集配営業部へ期間雇用社員(バイト)として入社。雨の日も晴れの日も配達している。

郵便局の年末年始年賀状の仕分けバイト内容・給料・休みは?[2020年・令和2年の年賀状バージョン]

間もなく年賀状の繁忙期です。うちの局も年末年始の短期アルバイトを募集中です。すでに面接なども始まっているようで、今年はどんな戦力が来るのか楽しみです。

 

伝統ある年賀状の仕分けバイトですが、一体全体どんなものか紹介します。年賀状配達のバイトはウチの局では募集していないので、わからないため、仕分けだけをご紹介します。微妙に局によって違うようですが、だいたいこんな感じと思ってくだされば。

 

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[時給は?]

800円~1100円ぐらいですかね。地域でだいぶ異なるようです。日本郵便はきちんとした会社なので、サービス残業なんてありませんよ。交通費も規定内で全額出ます。休憩時間もきっちりありますし、うちの局だと社員が用意したお菓子などが食べ放題です(笑)。だいたい年末年始に7日ぐらい働いて、3万円~4万円ぐらい稼げるかと思います。

 

[面接は?]

ネットを見ると結構「年賀状の仕分けバイト落ちた」という書き込みを見ます。郵便物は個人情報の塊なので、なんかヤバイ系の雰囲気の人は落とすみたいです。きちんとした格好で面接に行って、きちんとした受け答えができれば大丈夫だと思います。最近だと有名人の年賀状をツイッターにアップしたりする人がいて大問題になりましたので、特にそのあたりを注意されると思います。

 

 [どんな人が来る?]

やはり女性が多いですね。女子高生から主婦、おばあちゃんまで年齢も幅広いです。男性も大学生からシニア層までの年代がいます。作業は黙々と行うので、コミュ障にもオススメです。普段の郵便局は基本的に男の職場なので、年末年始に仕分けバイトに来る女性は男性配達員から優しくしてもらえますよ。もちろん、おじいちゃんのような男性も来ますが、ウェルカムです。基本的な漢字さえ読めれば誰でも出来る仕事なので、引きこもりからの脱出に最適な仕事だと思っています。日本語があまりしゃべれない中国人もいましたが、漢字が読めるので仕事はばっちり出来ていました。

 

[仕事内容は?]

ざっくり言うと、大量の年賀状を、区分けされた専用の箱にどんどん仕分けていくという単純作業です。

 

年賀状に書かれた宛先の住所というものは「■■市▲▲町7丁目7番地7号」とか「■■市▲▲町7-7-7」という風にかかれていますよね。

 

局内の機械で7桁の郵便番号を読み取り、最初から▲▲町までの年賀状が分類されて▲▲町を担当する班にドカンと届きます。

 

年賀状の仕分けバイトさんは、▲▲町以下を見て、仕切りのついた年賀状専用の箱にどんどん仕分けるという作業を行います。

 

「▲▲2-5-3 鈴木智子」「▲▲2-5-8 山田太郎」みたいな年賀状の宛先を見て、仕切りで分けられた箱にどんどん入れるわけです。その時に「原簿(げんぼ)」と呼ばれている、配達順に住所と名前が書いてある資料を見ながら、一枚ずつ確認も行います。

 

その宛先の人が引っ越していたりしていた場合は転送シールというものを貼る作業もします(※このシール貼りが2019年頃から一部自動化され、人の手で貼る作業が少なくなりました!)

 

マンションなどだと「2-5-9●▲ハイツ1203 佐藤豊」なんて具合に書かれているので、1201,1202,1203,1204,1205等と数字で区切られたマンション専用の仕切り箱にどんどん号数で並べていきます。

 

その並び順通りに配達員が配達するので、間違えてはいけませんが、仕分けバイトさんが作業したモノは必ずその後社員や期間雇用社員の配達員が再チェックするので、間違えてもまぁ大丈夫なんです。なので、あまり慎重になりすぎるよりはスピード感をもって作業してくれた方が助かります。仕分けバイトさんが5分間悩んでいることが我々にとっては1秒で解決できることも多いので。なので、サクサクっと作業してくれると助かります。

 

ひたすら単純な作業を繰り返す、とっても単調な仕事です。黙々と作業出来る方に向いてますね。

 

ひたすら12月22日頃から1月の5日ぐらいまでその作業を続けるのです。後半は慣れてくるので、2-5-9という数字を見た瞬間に「山田さんだ!」と覚えるほどになります。以上が仕分けバイトの仕事内容です。もちろん、いきなり仕事スタートではなく、11月下旬や12月上旬に一度局に集められてみんなで一緒にこの作業のやり方をレクチャーする集いがありますのでご安心ください。

 

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[服装は?]

服装は私服です。ほぼ動かないのですが、ずっと立ったままの作業なので、女性でもヒールのある靴ではなく、ペタンコな楽な靴がオススメです。ずっと立ちっぱなしなので最初はキツイかもしれません。しゃがんだり背伸びしたりという動きもあるので、スカートではなくズボンがいいでしょう。

 

[勤務時間は?]

11時~18時ぐらいの間で、実働4時間~6時間。残業はほぼないか、あっても希望者だけでOKです。休憩時間もきっちりあります。

  

[年末年始ずっと仕事?]

郵便局はずっと仕事をしますが、仕分けのバイトは交代交代で休めます。おそらく3日働いて1日休みみたいなスケジュールです。このアタリは面接時にあれこれ考慮してくれるみたいです。

 

ですが、そもそも10日間ぐらいの短期バイトなので、12月30日~1月2日まで休みたいなんていう人は面接時点で落ちるでしょう。

 

2018年から1月2日の年賀状配達が中止になったのですが、仕分けバイトは行うようです。なので、原則として12月30日~1月3日ぐらいまではおそらく休みは1日だけですね。1月1日を挟んだそのあたりで1日の休みは確保できるはずです。

 

[職場の雰囲気は?]

あまり雑談などはなく、ひたすら下を向いて年賀状を仕分けるという作業を繰り返すだけです。バイトの歓迎会や送迎会なども一切なく、残業も断ってOKなので、時間も読めて効率的に働けます。人間関係の煩わしいこともなく、楽しいことや面白いこともありませんので、稼ぐことに集中できます。

 

[短期だけ?]

年賀状の仕分けバイトでも様々なノウハウが身につきます。せっかく年賀状仕分けで身につけたら短期で終わらせたらもったいない。もしも、仕分けバイトが気に入ったら、そのまま「組み立てさん」と呼ばれる年賀状以外の通常の仕分けバイトを続ける人もいるようです。誰でもなれるわけではないのですが、慣れると楽な仕事ですよ。

 

 

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