グーグルマップのクチコミがひどい
郵便配達はできて当たり前の仕事である。
毎日毎日、誤配や遅配や亡失なく全ての郵便物を配り終えるのが仕事なんである。
だから、失敗せず一日を終えたところで誰かに褒められることもない。
その代わり、失敗したらめちゃくちゃ怒られる。
お客さんや上司に叱られ、同僚には呆れられる。
ずっと誤配なく日々過ごしていても、1年で1度も誤配がないなんてことはありえない。
人間が目で見て、手で配っている限り、いつか必ずミスをする。
もちろん、そのミスを防ぐための様々な対策は取られているが、それでもミスはゼロにならない。
どんなベテランでも必ず1年に1度は誤配する。
そんなもんである。
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毎日数百通、時には千通以上を配るわけで、そのうちの何通かは誤配しても仕方ない・・・と思ってはいけないと以前上司が力説していた。
配達員にとっては数百通のうちの1通だが、お客さんにしてみればかけがえのない1通だ。首を長くして待ちに待った1通かもしれない。だから絶対に誤配を軽く考えるな、と。
わかる。
よくわかる。
しかし・・・誤配ゼロは難しい・・・。
さきほどなんとなくグーグルマップで自分の働く郵便局のクチコミを読んでしまった。
罵詈雑言の嵐だった。
窓口の対応が悪い、配達員の服装が乱れている、誤配する、時間を守らない、問い合わせの電話に出ない、配達員が汗っかきすぎてキモい、駐車場が狭い・・・。
とんでもない郵便局だなと思って、近所の別の郵便局のクチコミを読むと、そこでも同じような罵詈雑言が飛び交っていた。
ちょっとはいい郵便局ないのかな、と思ったが、どこの郵便局もめちゃくちゃ怒られていた。
ヤマト運輸や佐川急便の集配所のクチコミは割と好意的な意見が多かった。
日本郵便、ほんとダメだな。
ヤマト運輸が褒められているが、当然我が局でも「今日はバレンティンデーだからチョコレートっぽい荷物は安易に不在通知を書いて翌日送りにするな」と朝のミーティングで言われたし、班員も夜勤と手分けしてうまいことチョコレートっぽいものを14日中に配り終えるように努力した。
グーグルマップのクチコミは糞評価ばかりだが、日本郵便のおっさん達も頑張ってるぞ!
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